仕組み解説 — 価格はどう決まるか

① 役割分担 — 当ツール と Amazon純正リプライサー

実際の販売価格は Amazon純正リプライサー が決めます。当ツールは「下限/上限のガードレール」を設定して、 リプライサーが動ける範囲を管理します。
当ツール下限(Floor)/上限を計算してAmazonにセット。赤字防止・グレード差・法人価格を管理
Amazon純正競合に反応して [下限, 上限] の範囲内で実価格を上下(BuyBox獲得)

② Floor(下限)の計算式

下限 = (原価 + 梱包費) ÷ (1 − 手数料率 − ポイント率 − 粗利率)
  • 粗利率は「最終販売からの経過日数」で自動段階化(0-5日30% → … → 21日+10%)。売れずに日数が経つほど下限が下がり、 値下げを許容
  • ポイント率(既定1%)も原価扱いで吸収 → ポイントで赤字にならない
  • 上限(our_price) = 理想粗利率(30%)の価格。競合が消えるとリプライサーがここまで戻す

③ ユースケース分岐 — 競合の有無で変わる

状況誰が動く価格の動き
競合あり・上限より高い純正据え置き(BuyBox維持)
競合あり・下限〜上限純正競合に合わせ自動で下げる ◎
競合あり・下限より安い純正+ツール下限で停止→勝てない→値下げ推奨に表示
競合なしツール(今後)純正は動かない→在庫日数で時間値下げ(実装予定)
競合の有無は API(出品者数 num_offers)で判定。num_offers=1 なら競合なし。

④ グレード(B/C)の扱い

  • Amazonは「中古」を一括で扱うため、 B(良い)がC(可)に引っ張られる恐れ → リプライサールールに「サブコンディション自分以上のみ」を設定して回避
  • 同機種・容量・色でB/C両方出す時、 上位グレード下限 ≥ 下位グレード上限 ×(1+差%)(既定5%)で価格帯を重ねない(B<Cの逆転防止)。表の「G」マークが持ち上げ済みの印

⑤ 法人価格・ポイント

  • 法人価格(B2B) = 一般価格 − 固定割引(既定¥500)。ただし下限は守る。Amazonは audience=B2B の別価格で設定
  • ポイント1%: 「販売価格 − ポイント > 下限」でないと出品停止になるため、 Floor式にポイントを含めて余裕を持たせる

⑥ 操作の流れ

  1. 原価を入力(サイドバー「原価設定」CSV/手入力)→ Floorが算出される
  2. ポリシー設定で 手数料/梱包/ポイント/グレード差/法人割引/粗利率tier を調整
  3. 価格ボードで 「反映」 → 下限/上限をAmazonへ(純正リプライサーのガードレール)
  4. 値下げ推奨に出たSKU = 高値でBuyBox取れてない → 一括反映で対応

⑦ 今後の実装予定(リスク高め・慎重に)

  • 競合がいない時の時間ベース自動値下げ(在庫日数で実価格を下げる)
  • 競合が消えたら上限へ自動で戻す(num_offers監視)
  • グレード別BuyBox比較(getItemOffersで同サブコンディションのみ見る)